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日本語に訳して、助動詞「有り」と「無し」とで比べてみると分かり易いですね。
今回は「will(〜するだろう)」と比較してみましょう。
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それでは、以下の問題(10問)を一緒に解きながら、助動詞のコツをつかんでいきましょう。
Q1
What we ( )to do now is to try to learn something from this lesson.
① ought ② should ③ willing ④ used
Answer → ①
What we ought to do now is to try to learn something from this lesson.
私達が今すべきことは、この教訓から何かを学ぼうとすることだ。
※ Should do = ought to do → ① すべきだ ② するはずだ
→「ought」は元々は「owe【他】:〜に借りがある」の過去形。よって、この「to」は不定詞を目的語に取る名残。
※ willing 【現分・形】 〜する意思がある
→ 元々willは動詞で「欲する」の意。よって、進行形の形で、「be willing to do」となる。
※ used 【過分・形】〜に慣れている → よって、 be used to do
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★ What we ought to do now
→ what S + V(他・目的語省略) = SがVすること・もの
★ to try
→ to + V(原型) = Vすること(不定詞の名詞用法)
→ what S + V(他・目的語省略) = SがVすること・もの
★ to try
→ to + V(原型) = Vすること(不定詞の名詞用法)
Q2
You ( )leave your jacket here as it will be colder later.
① should ② ought not to ③ have to ④ must have
Answer → ②
You ought not to leave your jacket here as it will be colder later.
これから(より)寒くなるので、上着をここに置いていかない方がいい。
※ should not do = ought not to do → ① すべきではない
※ must have 過去分詞 = 必ずしたはずだ・したに違いない
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★ leave your jacket
→ leave A = A を発つ・出発する → Aを残す・置いていく
★ be colder
→ cold(寒い)の比較級で「(より)寒くなる」
→ leave A = A を発つ・出発する → Aを残す・置いていく
★ be colder
→ cold(寒い)の比較級で「(より)寒くなる」
Q3
A: “Have you seen your sister this morning?”
B: “No, but she( )be still sick in bed.”
① had better ② will ③ might ④ needn’t
Answer → ③
“No, but she might be still sick in bed.”
A:「今朝、妹を見た?」
B:「うんん、 病気で寝ている のかもしれない。」
B:「うんん、 病気で寝ている のかもしれない。」
※ may V → ① Vしてもよい ② Vするかもしれない(②の場合、mightでも可。現在時制。)
※ had (‘d) better V= 〜した方がいい
※ needn’t = need not → 〜する必要はない
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★ be still sick in bed
→ be sick(形:病気で・病気の)in bed = 病気でベッドの中にいる = 病気で寝ている
→ be sick(形:病気で・病気の)in bed = 病気でベッドの中にいる = 病気で寝ている
Q4
Unauthorized staff ( ) enter this area.
① don’t have to ② mustn’t ③ have to ④ needn’t
Answer → ②
Unauthorized staff mustn’t enter this area.
認可されていない者は、この場所に入ってはいけません。
( = 関係者以外この先立ち入り禁止)
( = 関係者以外この先立ち入り禁止)
※ don’t have to V = Vする必要はない
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★ Unauthorized staff
→ authorize = 【他】権限を与える・許可する
→ unauthorized = 【過分・形】許可されていない
★ mustn’t /mʌ’snt/ マァスン
→ してはいけない ⇆ must = しなければならない
「〜しなくても良い」という意味では、
① do not have to, ② do not need to, ③ need not を使う。
肯定文では、「must do」と「have to do」は言い換えることが出来るが、否定文では、このように意味が完全に異なるので注意。
→ authorize = 【他】権限を与える・許可する
→ unauthorized = 【過分・形】許可されていない
★ mustn’t /mʌ’snt/ マァスン
→ してはいけない ⇆ must = しなければならない
「〜しなくても良い」という意味では、
① do not have to, ② do not need to, ③ need not を使う。
肯定文では、「must do」と「have to do」は言い換えることが出来るが、否定文では、このように意味が完全に異なるので注意。
Q5
How dare you ( ) me of messing up your room!
① accusing ② to accuse ③ accused ④ accuse
Answer → ④
How dare you accuse me of messing up your room !
よくも
部屋を散らかしたのが私だと責めることが出来るね。
※ 【他】accuse A of B = Bをしたとして、Aを責める・訴える
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★ How dare you accuse
→ ① dare【助】= あえて〜する ② dare【他】= 〜してみろと、けしかける → (まさか、出来るはずがない) → How dare you V の形で、「よく〜出来るね」
★ messing up your room
→ ① mess【名】= 散らかっている ② mess up【動】= めちゃくちゃにする・汚くする(話)
→ ① dare【助】= あえて〜する ② dare【他】= 〜してみろと、けしかける → (まさか、出来るはずがない) → How dare you V の形で、「よく〜出来るね」
★ messing up your room
→ ① mess【名】= 散らかっている ② mess up【動】= めちゃくちゃにする・汚くする(話)
Q6
You’d( )hurry as dinner will be ready at six O’clock.
① better not ② better to ③ better ④ not better
Answer → ③
You’d better hurry as dinner will be ready at six O’clock .
6時には夕食の用意ができるから急いだ方がいいよ。
※ had(‘d) better not do = しない方が良い → to が入らないことに注意
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★ You had better V
→ した方がいい良い・すべきだ(≒ should)
会話では、「’d better」のように短縮される。また、短縮されない場合でも、通例hadは極めて軽く発音される。
非標準では、「had」も省略され、① You had better do → ② you’d better do → ③ You better do のようになる。よって「better」単体で、あたかも「should」の様に使用することが可能。
★ at six o’clock
→ o’clockは、a.m.,p.m.とは一緒に使うことができない。よって → 「at eight o’clock in the evening(夜の8時に)」の様に表現される。
→ した方がいい良い・すべきだ(≒ should)
会話では、「’d better」のように短縮される。また、短縮されない場合でも、通例hadは極めて軽く発音される。
非標準では、「had」も省略され、① You had better do → ② you’d better do → ③ You better do のようになる。よって「better」単体で、あたかも「should」の様に使用することが可能。
★ at six o’clock
→ o’clockは、a.m.,p.m.とは一緒に使うことができない。よって → 「at eight o’clock in the evening(夜の8時に)」の様に表現される。
Q7
A: I guess this is where the dormitory used to ( ) .
B: Did this place really used to ( ) our dormitory?
① be ② in ③ find ④ look like
Answer → ①
A: I guess this is where the dormitory used to be.
B: Did this place really used to be our dormitory?
A: ここが、昔寮があったところだと思う。
B: 本当にここが、昔寮があった場所なの?
B: 本当にここが、昔寮があった場所なの?
※ dormitory = 寮
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★ where
→ 【関副】(先行詞を含む)〜するところ = the place+ whereに相当し、名詞節となる。
「used to be」の後に省略される何かを考える。→ 場所を示す副詞(句)(例:here, next to the house…) なので、関係代名詞ではなく、関係副詞を使う。
★ used to be
→ 【助】かつては〜だった
「used to do」の疑問文は「Did A used to do?」。否定文は「didn’t used to do」が通例。通常の助動詞のように使用することは一般的ではない。
また、「be used to do:〜に慣れている」との違いに注意すること。
→ 【関副】(先行詞を含む)〜するところ = the place+ whereに相当し、名詞節となる。
「used to be」の後に省略される何かを考える。→ 場所を示す副詞(句)(例:here, next to the house…) なので、関係代名詞ではなく、関係副詞を使う。
★ used to be
→ 【助】かつては〜だった
「used to do」の疑問文は「Did A used to do?」。否定文は「didn’t used to do」が通例。通常の助動詞のように使用することは一般的ではない。
また、「be used to do:〜に慣れている」との違いに注意すること。
Q8
I know he hurts his back. He ( ) that heavy stuff up the stairs.
① should not have carried ② should have been carried ③ ought to carry ④ should have carried
Answer → ①
I know he hurts his back.
He should not have carried that heavy stuff up the stairs .
私は、
彼が腰を痛めていることを知っている。
彼は あの重たい物を、階段の上に運ぶべきじゃなかった。
彼は あの重たい物を、階段の上に運ぶべきじゃなかった。
※ should (not) have 過去分詞 = すべきだった(でなかった)のに
→ 会話では、「should’ve」 /ʃʊdəv/ のように短縮される。
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★ he hurts his back
→ S hurt oneself = Sが自分自身に怪我をさせる
= Sは怪我をしている・Sは〜を痛めている
★ carried that heavy stuff up the stairs
→ 【他】carry A + 方向を示す前置詞(to, from, up, down)= 〜にAを運ぶ。
※「up」は「〜の上に:= to or in a higher level or position」という前置詞であることに注意。
→ 「go to A:Aに行く」の「to」と同様の働きで、自動詞と使用される例。
・ He climbed up the tree to cut some coconuts.
(彼は、ココナッツを切るために、木の上に登った。)
→ 「carry A to B:AをBに運ぶ 」の「to」と同様の働きで、他動詞の対象物に方向の意味を加える例。
・ We followed her up the stairs to a large meeting room.
(彼女と一緒に、階段の上の大会議室に行った。)
→ S hurt oneself = Sが自分自身に怪我をさせる
= Sは怪我をしている・Sは〜を痛めている
★ carried that heavy stuff up the stairs
→ 【他】carry A + 方向を示す前置詞(to, from, up, down)= 〜にAを運ぶ。
※「up」は「〜の上に:= to or in a higher level or position」という前置詞であることに注意。
→ 「go to A:Aに行く」の「to」と同様の働きで、自動詞と使用される例。
・ He climbed up the tree to cut some coconuts.
(彼は、ココナッツを切るために、木の上に登った。)
→ 「carry A to B:AをBに運ぶ 」の「to」と同様の働きで、他動詞の対象物に方向の意味を加える例。
・ We followed her up the stairs to a large meeting room.
(彼女と一緒に、階段の上の大会議室に行った。)
Q9
I can’t help ( ) I could have saved him.
① but to think ② thinking ③ think ④ but thinking
Answer → ②
I can’t help thinking I could have saved him .
彼を救えたのにと考えずにはいられない。
※ can’t help doing = ~するのをやめれない・せざるを得ない
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★ help
→ help【他】「助ける・手伝う」の意味の他に、「防ぐ→避ける・〜することをやめさせる」の意味がある。
※ 後ろに「to 動詞の原型」を取らないのは、「to do」の場合では、「〜する為に援助する・助ける」の意味になるから。これは「stop」と同様の考え方。
★ I could have saved him
→ can (could) have 過去分詞 = 〜だった・〜できたかもしれない、という過去の推量を表す。
※ 「might」と同様、推量の意味が含まれる際は、原型・過去形いずれも使用することが可能。
→ help【他】「助ける・手伝う」の意味の他に、「防ぐ→避ける・〜することをやめさせる」の意味がある。
※ 後ろに「to 動詞の原型」を取らないのは、「to do」の場合では、「〜する為に援助する・助ける」の意味になるから。これは「stop」と同様の考え方。
★ I could have saved him
→ can (could) have 過去分詞 = 〜だった・〜できたかもしれない、という過去の推量を表す。
※ 「might」と同様、推量の意味が含まれる際は、原型・過去形いずれも使用することが可能。
Q10
It is right that she complain about his attitude.
= She( )complain about his attitude.
① may well ② is not likely to ③ might as well ④ had better
Answer → ①
It is right that she complain about his attitude.
= She may well complain about his attitude.
彼女が、彼の態度について不平を言うのは間違っていない。
= 彼女が、彼の態度について不平を言うのは もっともだ。
= 彼女が、彼の態度について不平を言うのは もっともだ。
※ might as well V = Vするのと同じくらいいいかもしれない → Vする方がいいかもしれない(婉曲的な勧誘を表す)
※ likely【形】 = ありそうな・可能性のある
→ be likely to do:が〜しそうである
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★ she complain
→ 感情や判断を表す形容詞に続くthat節では、その感情や判断を支持する目的で「should」が使用されることがあるが、アメリカでは通例shouldは省略され、後ろの動詞が原型で残る。
なお、shouldを用いずに、一般動詞を続けることも可能。
★ may well
→ wellは「十分に・よく・かなり等」肯定的な表現を幅広く示すため、may wellの形でも意味が別れる。
= ① 十分にありえる→恐らく〜するだろう ② かなりの可能性がある→〜するのも最もだ。
→ 感情や判断を表す形容詞に続くthat節では、その感情や判断を支持する目的で「should」が使用されることがあるが、アメリカでは通例shouldは省略され、後ろの動詞が原型で残る。
なお、shouldを用いずに、一般動詞を続けることも可能。
★ may well
→ wellは「十分に・よく・かなり等」肯定的な表現を幅広く示すため、may wellの形でも意味が別れる。
= ① 十分にありえる→恐らく〜するだろう ② かなりの可能性がある→〜するのも最もだ。
文字通り、助動詞(auxiliary verbs) は「動詞」を「助ける」役割を果たしています。
「auxiliary verbs」の、「auxiliary」は「助手・補助の」という意味です。