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不定詞の3用法は、見た目が全部「To + 動詞」だから、見分け方が難しい。特に、名詞用法を見分けるコツが知りたいです。
今回は、こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・名詞ってなに
・不定詞の名詞用法とは
・不定詞の名詞用法を見分けるコツ
・不定詞の名詞用法とは
・不定詞の名詞用法を見分けるコツ

※ 不定詞は「to 不定詞」とも呼ばれます。
不定詞は「to + 動詞原型」の形で、3つの表現ができる便利な文法です。
日本語には3表現に異なる言い方(すること・する(ための)・するために)がありますが、英語はこれを同じ「to」で表現するので、見分け方が難しくなるのですね。
今回は、名詞になる不定詞の見分け方をみていきましょう。
名詞ってなに

名詞がなれる3人衆
① 主語, ② 目的語, ③ 補語
① 主語(Subject)
Ken drives a white Honda.
→「ケンは白のホンダを運転する。」の「ケン」は主語で名詞ですね。
② 目的語(Object)
Let me give you some advice.
→「私にあなたにアドバイスを与えさせて。」の「アドバイス」は目的語(名詞)です。
※
SVOOの形を取る動詞は「を」以下に直接目的語を、「に」以下に間接目的語を取ります。
③ 補語(Complement)
Mary is a teacher.
→「メアリは先生です。」の「先生」は補語(名詞)です。
「補語(C)=主語(S)」である一方、「目的語(O) ≠ 主語(S)」である点に注意!
ここのポイント
・名詞は、主語・目的語・補語になれる
・不定詞の名詞用法も、名詞なのでこの三つになれる
・不定詞の名詞用法も、名詞なのでこの三つになれる
不定詞の名詞用法1:主語

以下の不定詞の名詞用法が、全て「主語」になっている点に注目しましょう。
Ex.1

To wake up early is said to be a good habit.
(早く起きることは良い習慣であると言われている。)
(早く起きることは良い習慣であると言われている。)
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To wake up early. これが主語だから名詞だな!
「S say A to V」(SはVするAという。)の受け身なので、「AはVすると言われる」になりますね。
Ex.2

To cry is not something embarrassing.
(泣くことは恥ずかしいことではない。)
(泣くことは恥ずかしいことではない。)
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To cry. が主語になってるね。
embarrassing【形】 = 恥ずかしがらせる(恥ずかしい〇〇)
不定詞の名詞用法2: 目的語

以下の不定詞の名詞用法が、全て「目的語」になっている点に注目しましょう。
Ex.1

He decided to study abroad.
(彼は海外で勉強することを決意した。)
(彼は海外で勉強することを決意した。)
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to study abroad. はdecide(〜を決める)の目的語(名詞)だね!
目的語は必ず他動詞の後に続き、これは必ず名詞です。「必ずのルール」は一度覚えると何回でも使えるので、最重要です。他動詞は「を」を含む動詞です。例えば、「含む」も「を」を後ろに取れますよね。よって「include(を含む)」も他動詞です。
Ex.2

Don’t pretend to love her anymore.
(これ以上彼女を愛すことを装うな。= 愛すふりをやめろ。)
(これ以上彼女を愛すことを装うな。= 愛すふりをやめろ。)
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to love her . はpretend(〜を装う)の目的語になってるね。
pretend【他】 = 〜を装う。(和訳:〜するフリをする)
・目的語は必ず他動詞うしろにくる
・「他動詞+To V」の形が来たら不定詞の名詞用法
・この考え方をパターン化し、見分けるスピードを上げよう
・「他動詞+To V」の形が来たら不定詞の名詞用法
・この考え方をパターン化し、見分けるスピードを上げよう
不定詞の名詞用法3: 補語

以下の不定詞の名詞用法が、全て「補語」になっている点に注目しましょう。
Ex.1

My goal is to be able to understand English.
(私の目標は英語を理解することができるようになることです。)
(私の目標は英語を理解することができるようになることです。)
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to be able. = My goal(S) 補語=主語の関係になってる!
able(形:能力がある・できる)の後ろの「to understand English」は「どのように」を意味し、形容詞を修飾する不定詞の副詞用法です。
Ex.2

All you have to do is to click here.
(あなたがする必要がある全てはここをクリックすることです。)
(あなたがする必要がある全てはここをクリックすることです。)
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to click here = All you have to do(S) だから、補語=主語の関係になってる!