こんにちは、Forkusです!
今回は、ArrayFormula関数を使って、品番や日数振りを自動化する方法をご紹介します。
お題はこちら↓


こんな風に、品名入力したら品番や出荷日も自動入力されたらいいのに….
目次
1. ArrayFormulaとRow関数で、自動連番する
-1.png?w=728&ssl=1)
まずは、品番の入力の方法から見ていきましょう。Row関数を使います。
Row関数のおさらい
- Row関数のつくりかた
- 今回のケースでは?
- 範囲をセットして、後はArrayFormulaで包むだけ
- セルA3に、 を入力しよう
= Row(行番号を調べたいセル)

= ArrayFormula(ROW(A1:A8))
ArrayFormulaは以下の方法でも入力できます。
Windows Ctrl + Shift + Enter | Mac ⌘ + Shift+ Enter

-1.png?w=728&ssl=1)
次は、中央の品名がある時だけ、品番が表示されるようにする方法をみていきましょう。
2. If + Isblank関数で「もし品名が空白なら、品番も非表示」を実現
-1.png?w=728&ssl=1)
Isblank関数は、検索セルが空白ならTrue(はい)を、空白でなければFalse(いいえ)を返します。
「セルが空白」=「品名が未入力」なので、見分けるのに最適です。If関数を組み合わせれば、「空白かどうか」に応じて対応を変えることが出来ますね。
If + Isblank関数の使い方
- IfとIsblank関数のつくりかた
- 今回のケースでは?
- 上を参考に、If関数とIsblank関数を組み合わせよう
- の先頭にArrayFormulaをつけて、A3に入力しよう
= If(① はい・いいえで答えられる質問式 ② 答えがはいの時セルに求める動作 ③ いいえの時)
= Isblank(「空白ですか?」という質問をぶつけたいセル)

= If(Isblank(B3:B10),””,Row(A1:A8))
「””」= 空欄
-1.png?w=728&ssl=1)
これで、品名が入力されると品番(Row関数)が振られる一方で、品名が入力されていない時は空白セル(””)のままにすることが出来ましたね。
3. 出荷日に関しても同様
-1.png?w=728&ssl=1)
1章で利用したRow関数にDate関数を組み合わせるだけで、出荷日も同じく品名に応じて表示されるようになりますよ。
Date関数の使い方
- つくりかた
- Row関数とDate関数を一緒に使おう
- なぜRow関数の後ろに「-1」をつけるの?
- をC3に入力しよう
= Date(年,月,日)
= ArrayFormula(If(Isblank(B3:B10),””,Date(2019,2,1)+Row(B1:B8)-1))

Row関数単体では、「1,2,3,4…」のようになりますが、Date関数に足しあげる形で、「(2019/2/1)+1,2,3,4…」とすることで、1日づつ逓増する表現を可能にしているのですね。

-1.png?w=728&ssl=1)
今回は以上となります。お疲れ様でした。無事、品名の入力に応じて、品番と出荷日が自動入力されるようになりましたか?