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なんで、COUNT と COUNTAってこんなに紛らわしい名前なの?

覚え方は、COUNTはおなじみのカウンターの語源でしょ?だから範囲やデータ中の数値の数を数えるの。
一方で、COUNTAはCOUNT+αだと考えて。数値だけじゃなくって文字も含めたデータの数を数えるの。
一方で、COUNTAはCOUNT+αだと考えて。数値だけじゃなくって文字も含めたデータの数を数えるの。
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数値の数を数える….

まずはそれぞれの構文をみて、違いを確認してみましょう。
Step # 1:COUNTの構文&例題
COUNT
データ・範囲内の数値の数をカウントする
COUNT(値1, [値2, …])
値1:数値の数を数える値または範囲。
値2, …:数値の数を数える、追加の値または範囲(省略可能)。
※ COUNTは数値のみをカウントし、文字は無視されます。
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範囲内の数値の数を数えるんだよね。なんで値1が続いてるの?

値1なのは、必ずしも検索するのが複数の対象を含む範囲とは限らないからよ。普通に「6」とか「B1」とか一対象が続くこともあるわ。
例題1
以下の背景色中にある数値の数をもとめる

回答
1 =COUNT(B2)
4 =COUNT(B3:B6)
5 =COUNT(C2:C6,D2:D6)・=COUNT(C2:D6)でも可
5 =COUNT(E2:F6)

解説1: B1セルは数値を1つ含むので、答えは「1」。
解説2: 範囲B3:B6は数値を4つ含むので、答えは「4」。
解説3: 範囲C2:C6は野菜名(文字)。範囲D2:D6は個数(数値)を5つ含むので、答えは「5」。
解説4: E2:F6セル中、売上は「円」という文字を含むのでカウントなし。発注日の「日付」は数値とみなし、答えは「5」。
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=COUNT(C2:C6,D2:D6)・=COUNT(C2:D6)でも可
ってあるけど、これはどういう意味?
ってあるけど、これはどういう意味?

それぞれ、「値1」「値2」として、別々の範囲とみなしてもいいんだけど、後者のように1つの範囲として扱うこともできるわ。
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じゃあ、もし範囲が本当に離れて存在している時こそ便利なのかな?

その通り。今回は横同士の列だから、一緒にも出来るってことね。
じゃあ、次はCOUNTAをみていきましょう。
じゃあ、次はCOUNTAをみていきましょう。
Step # 2:COUNTAの構文&例題
COUNTA
(文字も含む)入力値のあるセル数をカウントする
COUNT(値1, [値2, …])
値1:入力値のあるセル数を数える値または範囲。
値2, …:入力値のあるセル数を数える値または範囲。(省略可能)。
※ COUNTAは文字を含む全ての入力値カウントします。
※ 空白でないセル数を数えると考えてもOK。
※ 空白でないセル数を数えると考えてもOK。

COUNTAはCOUNT+αと考えるんだったわね。数値だけじゃなくって文字も含めた入力値の数を数えるの。
例題2
水色枠中にある入力値の数をもとめる

回答
5

手順1: D3セルを選択し、=COUNTA()を入力
手順2: 範囲B2:B7を値1に指定。
手順3: 空白であるB4セルを除く、入力値のあるセル数は「5」。
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※ 空白でないセル数を数えると考えてもOK。
って構文の注意書きにあったけど、確かに空白じゃないセル数を数えるって覚えても大丈夫そうだね。
って構文の注意書きにあったけど、確かに空白じゃないセル数を数えるって覚えても大丈夫そうだね。

そうなんだけど、空白に見えるからって空白とは限らないこともあるの。だから必ずではないことに気をつけてね。
空白にみえる時って?
同じく範囲B2:B7で入力値のあるセル数をもとめると…
D3 =COUNTA(B2:B7)

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ホントだ、同じ問題なのに、答えが「6」になってる…

そうなの。実は、=”_”(空白文字:データを意図的に空白にする時などに使用される。)は表示上は空白だけど、入力値としてみなされるの。こういうこともまれにあるから、気をつけましょう。