こんにちは。
今回は、2列間で重複する名前を見つけ出す、COUNTIF関数を紹介します。
つまり、

今年も昨年も参加した人は誰だったかな。

水色枠の中にまとめてあります!!
昨年度と本年度、両列(年度)に重複する参加者の名前が、右の水色枠へまとめられています!
実はこれ、COUNTIF関数に少し工夫を加えるだけで簡単に実現できます。
重複値を取り出す、UNIQUE関数と似ているような気もしますね。しかし、UNIQUEは一列中にある重複データを1つにする関数です。今回は、二列中に存在するデータから、重複値を見つけ出す関数です。
COUNTIF関数で、重複データを数える方法
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COUNTIF関数は、ある範囲の中に、一致条件と同じ値が何個あるのかを求めます。使い方を見てみましょう。
COUNTIF関数の使い方
- つくりかた
- 今回のケースではどうなる?
- 上を参考にして、次の式をつくろう
- セルD3に、 を入力し、一番下までコピペしよう
= COUNTIF(調べたい範囲, 一致条件)

= COUNTIF(B3:B12,A3)

B3:B12には、絶対参照($)がかかっています。式を下にコピペするとき、範囲も一つづつズレないようにするためです。この範囲を選択後、”F4”キーを押すことで使えます。
Windows F4 | Mac fn + F4
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COUNTIF関数によって、去年も今年も参加している方には「1」が表示されましたね。これは、調べたい範囲(B3:B12)に、一致条件と同じ値が1つあることを表します。
IF関数で「1」を名前表示にする方法
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IFは、「もし〜なら、〜にする」関数です。
今回は、もし「1」なら「その人の名前」を表示して、もし「0」なら、空白表示にすることが目標です。
今回は、もし「1」なら「その人の名前」を表示して、もし「0」なら、空白表示にすることが目標です。
IF関数の使い方
- IF関数のつくりかた
- 今回のケースではどうなる?
- 上を参考にして、次の式をつくろう
- セルD3に の式を入力し、一番下までコピペしよう
= IF(条件式、○の場合表示したい内容、×の場合表示したい内容)

条件式: COUNTIF(B3:B12,A3) = 1
○(=1)の場合表示したい内容:その人の名前( = A3〜A12)
×(1でない)の場合表示したい内容:空欄(”_”)
= IF(COUNTIF($B$3:$B$12,A3)=1,A3,””)

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おつかれさまでした。無事、IF関数によって、両年共参加している人 =「1」を実際の名前に、又、そうでない人=「0」は空欄に変えることが出来ましたでしょうか。質問がある方はお気軽にどうぞ。