
SUMIF関数は文字通り「もし〜なら足す」で、イメージしやすいわね。
.png?w=728&ssl=1)
でも、SUMIF関数って構文の説明長いんだよね。
SUMIF
(範囲内で)もし、条件に一致すれば足し算
SUMIF(条件をかける[合計]範囲, 条件, [合計範囲])
条件をかける[合計]範囲:条件がかけられ(合計される)範囲
条件:足し算をかける条件
- 「にんじん」の売上を合計したいとき、条件は、”にんじん”。
- 「500円より大きい」売上だけ合計したいとき、条件は、”>500″。
[合計範囲]:省略可(条件をかける範囲と合計範囲が別にあるとき、指定すること)
- 指定しなかった場合、条件をかける[合計]範囲では合計も行われます。
※文字の条件には、二重引用符(”_”)をつけること。
※演算子(=, <, > など)も文字なので(”_”)がつく。
※ 条件が不明確な時には ? や * などのワイルドカードも使用可能。
※演算子(=, <, > など)も文字なので(”_”)がつく。
※ 条件が不明確な時には ? や * などのワイルドカードも使用可能。

問題を解いて、直感的に理解してみたら?
例題
水色枠で、500円より大きいの売上の合計は?

回答
2200

手順1: D9を選択状態にし、=SUMIF()を入力。
手順2: D2〜D7セルを、条件をかける(かつ合計される)範囲に指定。
手順3: ”>500″を、足す条件に指定。
.png?w=728&ssl=1)
範囲内で500より大きい数値を合計してるね。

そうね、「SUMIF」は言葉通り、「もし〜なら足す」。今回は「もし500より大きいなら足す」ってことね。
.png?w=728&ssl=1)
[合計範囲]:省略可(条件をかける範囲と合計範囲が別にあるとき、指定すること)
- 指定しなかった場合、条件をかける[合計]範囲では合計も行われます。
ってあったけど、指定した場合はどうなるの?
- 指定しなかった場合、条件をかける[合計]範囲では合計も行われます。
ってあったけど、指定した場合はどうなるの?

合計範囲を指定する場合もみてみましょうか。
Step # 1:合計範囲ありの場合
SUMIF(条件をかける範囲, 条件, 合計範囲)

合計範囲つくってことは、条件をかける範囲とは別に、合計する範囲があるってことよ。
例1
「にんじん」の売上だけを合計したい場合。
(条件(”にんじん”)をかける範囲は品目で、合計範囲は売上なので、指定範囲が別々。)
D10 = SUMIF(B2:B7,”にんじん”,D2:D7)

SUMIF(条件をかける範囲, 条件, [合計範囲])
今回の例では、B2:B7が条件をかける範囲, ”にんじん”が条件, D2:D7は[合計範囲]です。例2
「個数が5以上」の売上だけを合計したい場合。
(条件(”>=5″)をかける範囲は個数で、合計範囲は売上なので、指定範囲が別々。)
D10 = SUMIF(C2:C7, “>=5”, D2:D7)

SUMIF(条件をかける範囲, 条件, [合計範囲])
今回の例では、C2:C7が条件をかける範囲, ”>=5”が条件, D2:D7は[合計範囲]です。
よって、合計範囲を後ろにつけないときは、条件をかける範囲と合計範囲が一緒になるってことね。(下:イメージ)
SUMIF(条件をかけ、かつ合計する範囲, 条件)
.png?w=728&ssl=1)
最初の例題では合計範囲も条件をかける範囲も一緒だったから、後ろに合計範囲を別につける必要なかったもんね。だから少し戸惑ったのか。

その通りよ。