.png?w=728&ssl=1)
右(後ろ)〇文字を削除する方法が、分からなくて困っています。
今回は、こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・左〇文字を抜き出す方法(LEFT)
・文字数を知る方法(LEN)
・右〇文字を削除する方法(LEFT&LEN)
・文字数を知る方法(LEN)
・右〇文字を削除する方法(LEFT&LEN)
※ 本記事はエクセルにも対応しています。
例題
・次の右(後ろ)から1文字、2文字を削除する

※ A1セルの右1文字(様)、A2セルの右2文字(年度)を削除しています。
山田一郎様の「様」や、1992年度の「年度」など、右(後ろ)〇文字を削除したいとき、地味に困りますよね。
LEFT関数とLEN関数を組み合わせれば、簡単に削除することが出来ます。
まず、LEFT関数の使い方からみていきましょう。
目次
左〇文字を抜き出す方法(LEFT)
LEFT関数のつかいかた
文字列の左からn文字を抜き出すとき
以下の郵便番号の左から1文字を抜き出す

構文
= LEFT(① 左からn文字抜き出すセル, ② (抜き出す)文字数)
① 左からn文字抜き出すセル
左からn文字抜き出したいセル番号(例:A1)、又その文字列(”山田一郎”)
※ 文字列の場合、2重引用符がつきます。
② 抜き出す文字数
左から1文字を抜き出したい場合は1
LEFTの使用例

上:〒690-0855の左から1文字を抜き出したいとき
中:山田一郎様の左から3文字を抜き出したいとき
下:1992年度の左から4文字を抜き出したいとき
中:山田一郎様の左から3文字を抜き出したいとき
下:1992年度の左から4文字を抜き出したいとき
もし、左1文字に「〒」を加えたいときは、=”〒”&A1


文字数を知る方法(LEN)
LEN関数のつかいかた
文字列の文字数を知りたいとき

Syntax
= LEN(① 文字数を知りたいセル番or文字列)
① 文字数を知りたいセル番or文字列
LENは、空白文字や@等の記号も含めて、文字列中の文字数をカウントします。例:=LEN(A1)
※ 文字列指定の場合、2重引用符がつきます。
右〇文字を削除する方法(LEFT&LEN)

Ex.
= LEFT(A1,LEN(A1)-1)
A1セル(山田一郎様)の右1文字(様)を削除する例を参考に、上の式の働きを復習しましょう。
LEFT関数は、本来左から〇〇文字を抜き出す関数です。この〇〇文字を、「総文字数(LEN)- 右から削除したいn文字」にすることで、結果的に右のn文字抜きの文字数を左から抜き出すことができます。
よって、LEFT関数の左から抜き出す文字数は「LEN(A1)-n」になっています。
・「LEN(A1)-n」のnで、右から何文字削除したいかを指定
・LEFTが左から抜き出す文字数を「LEN(A1)-n」に指定
・LEN(A1)=総文字数より、n文字引いた文字数がLEFTで取り出される(結果、右n文字が削除される)
・LEFTが左から抜き出す文字数を「LEN(A1)-n」に指定
・LEN(A1)=総文字数より、n文字引いた文字数がLEFTで取り出される(結果、右n文字が削除される)