今回は、重複する文字たちを一意にまとめるUNIQUE関数をご紹介します。
.png?w=728&ssl=1)
あんまりイメージがつかめないな。
まずは以下の例を見てみましょう。

つまりは、

筆者・記事カテゴリ名ごとにPV数の合計が知りたいね。

右をご覧ください!!
という例で役に立ちそうです。
重複する筆者・カテゴリ名別PV数の合計が、右図にキレイにまとめられています。
平川 正 「英語のヒント」を例にとれば、以下のようなイメージです。

目次
UNIQUE関数を使って一意の情報を取り出す方法
UNIQUE関数とは
さっそく試してみましょう。
C2のセルに下記のUNIQUE関数を入力します。
UNIQUE関数で対象となる範囲を囲むイメージです。
C2 = UNIQUE(A2:A17)

無事、重複する著者・カテゴリ名がキレイにまとめられました!
このように、UNIQUE関数は簡単で、使用頻度も高く便利な関数です。
しかし、今回は著者・カテゴリ名に付随するPV数も一緒にまとめることが目標です。
以下ではそのやり方を学んでいきましょう。
ヒント
UNIQUE関数は、あくまで全く同じ内容を持つセル同士を、別の地点にまとめ上げる為の関数です。PV等の数字はバラバラですから、UNIQUE関数を使用できません。
以降はUNIQUE関数によってまとめられた名前ごとに、PV数まとめてを足しあげる、条件付きたし算の関数を使用します。
UNIQUE関数は、あくまで全く同じ内容を持つセル同士を、別の地点にまとめ上げる為の関数です。PV等の数字はバラバラですから、UNIQUE関数を使用できません。
以降はUNIQUE関数によってまとめられた名前ごとに、PV数まとめてを足しあげる、条件付きたし算の関数を使用します。
SUMIF関数を使って、条件付きたし算をする
SUMIF関数のおさらい
SUMIF関数は、その名の通り、「もし〜の条件(IF)ありのたし算(SUM)」です。
考え方はわかりやすい一方、その組み立て方は複雑です….
以下を参考に、学習しましょう!
(見る気が失せる..という方は2.2.に直感的な図があります。飛ばしてください。)
項目 | 詳細 |
---|---|
書式 | SUMIF(①検索範囲, ②検索条件, ③合計範囲) |
① | 検索条件をかけるセルの範囲です。今回は、UNIQUE関数の対象としたA2:A17がそれに当たりますね。 |
② | 今回の検索条件は「重複するセル名を、検索範囲中(A2:A17)からまとめる」 その結果は “D2″ ( =UNIQUE(A2:A17))以降ですから、まずはD2を入力します。 |
③ | 合計範囲とは、②「検索条件」に紐付く数値データが入力されたセルの範囲のこと。今回の検索条件は、「重複するセル名を、検索範囲中(A2:A17)からまとめる」ですから、その重複するセル名の真横にあるPV数が紐づく数値です。よってB2:B17を選択します。 |
SUMIF関数を実際に使ってみよう
以下のSUMIF関数をE2セルに入力してみましょう。
E2 = SUMIF(① A$2:A$17,② D2,③ B$2:B$17)
A2:A17が①検索範囲
D2が②検索条件
B2:B17が③合計範囲 となります。

注意
今回は、A$2:A$17,D2,B$2:B$17のように絶対参照を使用していますが、これは範囲中の中身が削除されても、対象範囲をA・B列の2:17の間で固定する為です。
今回は、A$2:A$17,D2,B$2:B$17のように絶対参照を使用していますが、これは範囲中の中身が削除されても、対象範囲をA・B列の2:17の間で固定する為です。
これで、目標としていた「重複する名前・数字をキュッとまとめた合計値」が完成しました!
以下が今回の流れになります↓
今回のまとめ
① UNIQUE関数で、まず重複するセル名を、別セル(D2以下)でまとめる。
② その条件(D2)を、SUMIF関数の2番目に持ってきて、条件対象範囲(A2:A17)と紐づけたいPV数セル範囲(B2:B17)でサンドウィッチする。
おつかれさまです!質問がある方はお気軽にどうぞ。
UNIQUE関数を使えば、重複している値を数えることもできます。
詳細は以下の記事をご覧ください↓